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私的映画レビュー vol.80 『BRAVE HEARTS 海猿』 [映画全般]

海上保安官だった仙崎は活躍の場を特殊救難隊に移し、後輩である吉岡共々
厳しいながらも充実した毎日を送っていた。
そんな折、乗客を多数乗せたジャンボジェット機にエンジントラブルが発生、
着陸が出来ない状態に陥ったため、海上着水を結構することに。

迫る日没、ジェット機が沈むまでのタイムリミット、現場隊長とのわだかまり・・。
あらゆる障壁を乗り越え、仙崎はこの困難に立ち向かう。



つーことで、なんでしょう、「海猿が上映されたら無条件で観に行く同盟」みたいなものに
強制的に参加させられているからか、今作も映画館で観てしまいました。

前作のあまりにもアレな内容が記憶に焼きついていますが、
今回は原作にもあったエピソードに基づいた内容であり、
そのため話の軸がしっかりとしているせいか、普通の「ディザスタ映画」として楽しめる内容でした。

ただ、原作と異なった部分があるにはあって、そこを変更している為か
心に残るような作品にならなかったのが残念ではありますが・・・。
(なんつーか、万事うまくいけばオッケー的なものって、やっぱ印象に残らないですね)


まぁ、ほんとに話の内容がしっかりとしており、変に海猿という冠をつけずに
違うタイトルとして上映しても問題が無いレベルなので、海猿というものに拒絶反応を起こしている方も
そういった先入観をとっぱらって観てみても損はないと思います。

いや、今回は邦画の割には色々と頑張ってました、まじで。
飛行機の着水シーンとか、変にキャストを増やさず小数に留めたところとか、
個人的に良い印象を受けたポイントが多かったです。


海猿.jpg
より原作準拠だったら、もっと印象に残る映画になったんじゃないか、とは個人的な感想です。

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