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私的映画レビュー vol.89 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 [映画全般]

惑星探査の任に艦長として従事するも相変わらず本能のまま行動するカーク。
途中立ち寄った惑星でも、本来手を出すべきではない事象に介入し、
彼はその任を解かれてしまう。


時を同じくして発生したテロの犯人が艦隊士官によるものであると判明し、
その調査を行おうとした矢先にその士官によるクーデターに近い攻撃を受け
高級士官達の多数が失われ、その中にはカークをかばい続けて来たパイク提督も
含まれていた。


並々ならぬ決意を胸に秘め、カークはテロ犯であり仇でもあるハリソンの捜索を志願、
おなじみのメンバーと旗艦を駆り、宇宙へと旅立つ。



つーことで、スター・トレックの最新作です。
・・これはまた上映しているところもあるかな?もう無いかw
ま~これも観たのは1日で記事アップが2週間以上先という遅筆っぶり。


さて、スター・トレックといえば超有名作品ですが、かくいうワタクシは殆ど
このシリーズを知らず、知識といえばミスター・スポックという固有名詞とそのユニークな風貌のみ。
某アーケードゲームのクイズで問題が出た際、スタート・レックと解答して
周囲から大ひんしゅく&それのせいでゲームオーバーになるという失態をするくらい
何の知識もございませんでした。


で、なぜ観に行ったかというと、よく閲覧させて頂いている某ブログ主さんが
ベタ誉めしていたことと、シャーロックという作品(これ好きなんです)で名を馳せた
ベネディクト・カンバーバッチが出ていたから、というのが動機の大半を占めてました。

よくあるSFかと思ってましたけど、まぁオープニングからハイテンションな展開で
観客の興味を鷲掴みにし、二転三転するストーリーにこれでもかと降りかかる怒涛の展開と見所満載。

よくもまぁこれだけのアイデアを持っていて、それらをビジュアルしてくれたものだ、と
関心するくらいのサービス精神旺盛な内容で、スター・トレックという作品に
入っていくには十二分すぎるほどのものでした。
(実際、スター・トレックという作品に対する見方も変わりましたし。
 この辺は、ダニエル・クレイグ版007と同じですね)


特に残念だと思える点はないかな~。ソツなく圧倒的な安心感の中で
ゆっくりと内容を楽しめる作品です。
ただ、リファインされての第一作(前作)は観ておいたほうがより深く楽しめますね。
(ワタクシは前作未見だったので購入したはいいものの観る時間が無く、
鑑賞当日の朝に観ました。)


スター・トレック.jpg
これも大きくは外さない手堅い作品といえます。未見の人も前作とセットで観れば
ひょっとしたらお気に入りの作品の中の1つになりえるような魅力が満載です。

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私的映画レビュー vol.88 『ワールド・ウォーZ』 [映画全般]

元国連職員であったジェリーは職を退き、愛妻と二人の娘たちとの
時間を楽しむ毎日を送っていた。

今日もいつも通り彼女らを車で送り届けようと車を走らせるが
道路はこれ異常ないほどの渋滞。
イライラを募らせるジェリーだったが、周囲が突然のパニックに陥る。
その中でジェリーは驚くべき光景を目の当たりにする。。。



ということで、すっげーアップが遅くなりましたが、ワールド・ウォーZです。
映画館で観たのが1ヶ月くらい前っすか・・・。

ご存知の通りパニック系の映画なんですが、ブラッド・ピットが主演ということで
パニック系ではなく重厚なストーリー仕立ての内容なんだろうなと思っていましたが
中々どうしてアクション映画よりに傾倒しており、手に汗を握るような緊張感の連続で、
予想をいい意味で裏切ってくれました。


物語の序盤から一気に物語が進んでいき、文字通り息をもつかせぬ展開の早さ、
その中で巻き起こるハプニングの多さ。。。
製作者サイドもそういったことを意識しているのか、エンターテインメント性を重視した内容で
エンディングまて一気に駆け抜ける疾走感がありました。


いや、ほんとにブラッド・ピットが出ているのにここまで派手にやっちゃうんだなって
印象が強いです。なんだろうな、いい表現が出てきませんが
一流俳優が出てる映画独特のにおいというか雰囲気が、いい意味で無いのは良かったです。

どちらかといえば、一般的なゾンビ系映画といったテイストで
何となくですが、アイ・アム・レジェンドに雰囲気が似ているかな~。


唯一残念だったのは終わり方ですかね。
これはこれでよくある正当な終わらせ方なのですが、個人的には好きな類のものではないので。


ワールド・ウォーZ.jpg
期待には十分に応える作品です。が、想像を超えるようなものではなかったかな。
この後観たパシフィック・リムが良すぎたからかもしれませんが。。
でも、これもBlu-ray出たら買ってもいいな、と思える作品です。


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私的映画レビュー vol.87 『パシフィック・リム』 [映画全般]

何の前触れも無く、彼らが現れる。
未知の生物は宇宙から来る、という先入観をあざ笑うかのように太平洋の奥底から。
彼らはただただ地上に現れては破壊の限りを尽くす。

彼らは怪獣と命名された。

突如現れた怪獣に対応し現有兵器を駆使することでからくも退治することに成功した人類だが、
怪獣の強大な力を目の当たりにし、新しい巨大兵器の開発に着手する。
対怪獣兵器はイェーガーと呼ばれる巨大なロボットで、各地域に配備され
しばしば現れる怪獣に対する有効な撃退手段足りえた。


しかし、現れる怪獣の進化と頻度を前にして、人類とイェーガーはじわじわと
後退を余儀なくされていく。



つーことでお久しぶりです。
映画観に行ったの、久しぶりだな~のパシフィック・リムです。
いや、更新をサボっていた訳ではなくて、本当に観に行ってなかっただけです。
直近で観たのってトム・クルーズの「オブリビオン」でしたし。
(あ、これはアップし忘れてたなw)


映画のタイトル自体の露出は多いのに、公開される情報が断片的で狭義的なものだったので
多くの人が予備知識無く鑑賞することになると思われる本作ですが、
逆にそういった戦略?が奏功し、各方面で高い評価を受けているようですね。
かくいう私も完全ノーマークで、職場の仲間の猛プッシュが無ければ観に行かなかったと思います。


さて本作ですが、深刻な状況であるにも関わらずうまく力が抜けるような登場人物や
場面が用意されていることで必要以上な緊張感が生じないことがプラスに働き
エンターテインメント性の高い内容になっています。

物語もハリウッド的お約束満載なので安心の作りww
あまりのド直球ぶりで、これが大好物な方々には大満足の内容だと思います。
(アルマゲドンとかインデペンデンス・デイ的なのが好きな方には間違いなくおすすめ)


怪獣とイェーガーが織り成す「原始的な殴り合い」も自然と力が入るし
終盤の展開も前述の通りのハリウッド的なお約束にも関わらずグッとくるし
上映時間の2時間弱も長さを感じさせないです。
観終わった後の爽快感も良く、観た人の評価が高いというのも納得がいく仕上がりです。



いや~、久しぶりに1800円まるまる払っても損した気分にならなかった映画ですね。
これ、是非スクリーンで観たほうがいいです。
古き良き怪獣&ロボット&ハリウッド映画が融合した良作ですね。
Blu-ray出たら買おうwww
リピートもいいな~。吹き替えが豪華らしいので吹き替え版も観て見たいww。


パシフィック・リム.jpg
観て損はないはず。上映後「面白かったねー」という声がちらほら。
映画好き、この記事を読んでちょっとでも気になったら映画館へGO!



※ちうことで、今回は毎度同じみでダブルヘッダーしてきますた。
 2本目も近日中にアップ予定です。
 

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私的映画レビュー vol.86 『007 スカイフォール』 [映画全般]

ボンドがその部屋へ駆けつけるも、仲間は既に息絶えていた。
そしてそこにはハードディスクだけが持ち去られたノートPCが。

Mの指令の元、奪われたハードディスクの奪還に向かうボンド。
犯人を発見し、街から列車へと長い追跡を行い、手傷を負いながらもようやく犯人を追い詰める。



つーことで、公開初日に観てきました、007の最新作、スカイフォール。
12月1日が1000円デーということで、今回は1000円!
でもまぁみんな考えることは同じで、今回は有楽町で観たのですが
昼と夕方の回のチケットがなんと完売してました(アタシは事前にネット予約)


さて内容ですが、開始早々手に汗握るような展開で一気に物語に引き込まれます。
ほんと、これ物語の中盤~終盤に持ってきてもいいんじゃないかってくらいド派手。

ここでのやり取りが終わると、今度は組織内での色々な人間関係とか
そういった部分が前面に押し出され、ちょっと毛並みが違った展開に。

ここまでは良かったんですけど、中盤あたりからの展開が怪しくなってきて
結局軌道修正することなくそのまま終わってしまったというのが感想です。


いえ、決してつまらないわけではないです。
物語全般を通して盛り上がるところもありますし、エンタテインメント性を意識して
観客を楽しませようと趣向を凝らしているのも伝わります。
けど、ちょっと冒頭のシーンと物語全体の方向性が違ったような・・・と違和感があったんです。
そう、何か一貫性にかけるな~と。


いやこれ、もっと面白く出来たと思うんですよね~、ほんとに惜しいなぁ。
個人的には、今年の007系でいうと、全編通して面白かった
ゴースト・プロトコルに軍配が上がると思います。

・・・といっても、007シリーズということを考えると、これはこれでよかったのかもしれませんが。


※007シリーズについて
息の長いシリーズですが、今作が初の劇場鑑賞でした。
というのも、自分は007シリーズに偏見みたいなのがあって、
007といえば重厚な、よく言えば伝統を守る、悪く言えば古臭い感じがあって
避けてたんです。

ですが、ダニエル・クレイグがボンドを演じるようになってからというもの
一気にモダンな作品になったような気がします。
その変化は、映像からも感じ取れるほど明確な変化だったと。
さらに、ダニエル・クレイグ演じるボンドも人間くさくて魅力的なそれに変わっていったことも
大きな要因なんじゃないかと思っています。
(これまでのボンドって、完璧でどこか現実味が無さ過ぎてね・・・)


今作は、期待が大きすぎたことと、自分が考えていたのと違う方向に進んでいった物語だった
ということでこんなレビューになってますけど、年末映画のファーストチョイスであることは
間違いないです。


スカイフォール.jpg
しかし、ダニエル・クレイグは渋くて良い役者ですね。
ドラゴン・タトゥーの女でも良い雰囲気だしてたし。これからもチェックしていきたい俳優です。

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私的映画レビュー vol.85 『悪の教典』 [映画全般]

英語教師である蓮実は、どの生徒からも好感を持たれる教師であり
教師たちの中でも中心的な存在。
しかし、その容貌からは考えられないような秘密を持っていた。

とあるささいな事件を"処理"するために取った行動から、彼の日常は平静さを失っていく。
そして、今までの平静がまるで異常であったかのような凶行は、生徒たちへ向けられた。



つーことで、上映前から色々と物議をかもし出していたこれ、観てきました。
ほんとはこれの前にバイオハザード5を観たんですけど、バイオハザード6(PS3)にかまけて
アップし忘れてましたw


・・・さて本題に戻りますが、予告編のキャッチー且つ衝撃的な映像から大いに期待した
ものですが、その期待が仇になったのか、いったいぜんたいなんだったんだこれ!?
というのが素直な感想です。

変な話、ワタクシこう見えてもシリアルキラーが出てくる映画を好んでおり
といってもスプラッターとかではなくて、その人間が目的を達成するための手段が
殺人であって、人を殺めることを目的としているのではなく、結果として
人を殺めているが、その本人は悪いことをしているという自覚がない、といった
まさに狂気を感じさせるようなシチュエーションが好きなわけです。
ぱっと思いつくところでは、アメリカンサイコとかパフューム(アーティストではない)とかね。


そういったものを期待して観たんですけど、そんな期待とかけ離れたものでした。
まず感じたのが、この蓮実という人間を掘り下げるための演出が駄目。
何でこういった人間に成長してしまったのか、バックボーンがまるでわからない。
(案に示すシーンはところどころありますが、それが効果的でない)

そして蓮実の本性が爆発する後半。
最大の見せ場であるにも関わらず結果は・・・ただただ苦痛。
殺戮シーンを延々と見せられるだけ。誰がこんなの観たいの?と思うほどの蛇足っぷり。
そして極めつけが最後の最後。ネタバレるので詳しくは書きませんが、
これ見た時に、「は!?(怒)」となりましたw


いや~、なんでこんなものをあれだけ堂々と宣伝してたんでしょう・・。
自分にはまったくあいませんでした。
一緒にいった仲間が一言「なんなんですかこれ。評価するまでもない」という感想を述べましたが
まさしく言い得て妙。ひさびさにやっちまった作品でした。


悪の教典.jpg
ちなみに印象に残ったのはといわれると、ちょくちょく劇中歌として流れ、
蓮実もよく口ずさんでいた「マック・ザ・ナイフ」という歌だけでした。

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私的映画レビュー vol.84 『アベンジャーズ』 [映画全般]

神の国アスガルドを追放されたロキは、地球のとある研究所に厳重に保管されている
四次元キューブを利用し、地球侵略に乗り出す。

奪われた四次元キューブを取り戻すべく、ニック長官は各地に散らばるヒーローの力を結集し
反転攻勢に意欲を燃やしていたが、ヒーロー達は互いに相容れず
空中分解の危機に瀕していた。


刻一刻と迫る侵略の魔の手から、ヒーロー達は地球を守れるのか・・・。



つーことで、なぜか鑑賞していたことがばれて~らのアベンジャーズです。
これも9月1日に観たんですけど、サボって記事書いてませんでしたw
(ちなみに、別日ですがもう一本ストックがあります)


日本よ、これが映画だ とちょっと可笑し・・・もとい、衝撃的なキャッチコピーを持つ本作ですが
予想通りっちゃぁ予想通りの内容でした。

マーブルのヒーロー達が同じ時間軸でクロスオーバーしていること、
この映画はまさにこの一言に集約されているといっても過言ではないです。

つまりは、そういうことですww
この手の映画にストーリー性を求めるのがナンセンスだということは事前に分かっていたので
自分は落胆しませんでしたが、ストーリーを気にする人には合わない映画でしょうね。

ただ、ハリウッド映画的なお約束やコメディタッチなシーン、そして最後の盛り上げは
さすがツボを抑えた作りになっているな、と関心しました。


ドハデなシーンが多いので、アクション娯楽大作としては及第点以上とは思いますが
個人的に気になったのは、最後の勝利を演出したいがためのタメ、
いわゆるヒーロー達がピンチになるシーンが多すぎたのではないか、という部分。
ストレスというか、イライラが溜まるくらいガチャガチャやってるシーンが多くて
もやっとしたものが残ったのが残念でした。

あとはそうですな~、スケジュール的な制約で3Dで観たんですけど
ただ単に3Dにしただけで、3Dを意識した演出がなかったのも残念だったかな。
(次のレビューで取り上げる作品は、ここをうまく使ってた)


ということで、知識がまっさらな方は、深読みせずにただ単に繰り広げられるドハデな
アクションを楽しむ映画、マーブルシリーズとか登場するヒーローに少しでも
予備知識がある人にはより楽しめる映画、そんなところではないでしょうか。


アベンジャーズ_1.jpg
マーブルがほこ・・・あ、まちがえた

アベンジャーズ.jpg
こっちだこっちw ドハデな演出やアクションは十分に堪能できます ストーリーについては触れるな

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私的映画レビュー vol.83 『プロメテウス』  [映画全般]

地球の各所で見つかった遺跡に描かれている壁画の共通点。
それは、人類の起源を示すとある惑星の場所を示していた。

莫大な金額を投資し、宇宙船プロメテウスははるか宇宙の先へと旅立つ。
長い年月を経てその惑星に到達した探索チームは、
その惑星で想像もしなかったような光景を目の当たりにする。



つーことで、もう10日も前になりますかw
土曜日が1日の映画の日だったということで鑑賞してまいりました。

まぁある程度の予備知識があったので、ある程度の方向性は把握していましたが
その想像を超えるほど「あっち側に近かった」という印象です。

また、色々と説明不足な点が否めないといったところでしょうか。
映画冒頭のシーンなんて、一緒に観に行った仲間からの説明を受けて
ようやく意味のあるものだったということに気付いたくらいですから。


そして何より大きな問題だと思ったのが、キーワードとプロモーション。
人類の起源、というキーワードと、一見するとSFミステリーのような予告編による導入は
みんなの好奇心を大いに刺激するという意味では大成功だと思いますが、
実際の内容と照らし合わせた時、ほんとにこれが最適なものだったのかという
疑問ばかりが頭を支配していました。



ま、とにもかくにもちろっと予備知識をつけた上で、それでも観てみようという人向けかな。
ただ、あまり深くは突っ込みませんが、本作の監督であるリドリー・スコットの
超有名代表作が観たくなるのは間違いないです。
「あれ?そういえばあの映画の冒頭ってどうだったっけ?」と。


プロメテウス.jpg
う~ん、自分としてはちょっと苦手な系列のやつでした

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私的映画レビュー vol.82 『ダークナイト ライジング』 [映画全般]

ゴッサムシティを襲った未曾有の"ジョーカー"という嵐が去り8年。
ジョーカーと、そしてバットマンという悪者を一掃したとして英雄視されている
光の騎士ハーヴィ・デントの名をとったデント法の制定により、
ゴッサムシティから犯罪という行為自体も無くなっていった。

平和を享受する市民達だったが、思わぬ悲劇が幕を開けようとしていた。


つーことで、名作と呼び声の高いダークナイトの続編にしてノーラン・バットマンの完結作
ダークナイトライジングは、久しぶりのIMAXシアターで鑑賞してまいりました。

上映前のネガキャンが酷く、ちょっと心配な面がありましたが
総合的に見て及第点を上回る出来だったと思います。
というよりも、前作と比べること自体がナンセンスなんじゃないでしょうか。

スケールの大きさは今作も我々の想像を超えるものがありましたし、
ハリウッド映画的な纏め方、最後の盛り上げと畳み掛けは鑑賞後に
心地よい余韻を残すものでもありました。


といって不満が無い訳ではなく、今作は文字通り前作の内容を把握していないと
ついていけない部分が多数あることや、ストーリー自体が陳腐というか
終始ストレスを感じるようなシチュエーションが多いので、純粋なエンタテインメントというよりも
重厚な作品のクライマックスを楽しむというスタンスでないと
確かに辛い評価になるかもしれません。


ま、先に述べたとおり前作を受けての今作という立場を考えれば
十分すぎる続編にして完結編であると思います。
ただ、今作の敵役:ペインはやっぱり前作のジョーカーと肩を並べられなかったですね。。



ダークナイトライジング.jpg
とりあえずド派手なのは確か。スクリーンで観て欲しい作品のひとつです。
(もう公開終わっちゃってるってww)



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私的映画レビュー vol.81 『ユナイテッド ミュンヘンの悲劇』 [映画全般]

名将マット・バスビーに率いられたフットボールクラブ、マンチェスター・ユナイテッド。
若き天才ダンカン・エドワーズを中心とした若手主体のメンバーは、イングランドリーグだけでなく
欧州リーグをも席巻、チャンピオンズカップ準決勝を勝ち抜き、決勝まで辿り着く。

しかし・・・。

雪降りしきるミュンヘン空港で、選手達を待っていたのは、マンチェスター・ユナイテッドというクラブの
存在を根幹から揺るがす大事件だった。



つーことで、当然といえば当然、きっちりと鑑賞してまいりました。
当初は新宿や渋谷オンリーだと思っていたのですが、桜木町にあるでかい映画館でも
上映しているのを後から知ったんですけど、せっかくなんでミニシアター系の映画館でってことで
新宿で、封切初日に観て来ましたよ(更新が遅いのは毎度)

内容はというと、もうみなさんご存知のミュンヘンの悲劇を題材としたもので、
サー・マットの下で辣腕を振るったコーチ、ジミー・マーフィーと、
後のレジェンド、サー・ボビー・チャールトンを軸に、当時の貴重なニュース映像やら
ラジオ音源なども交えての構成となっています。

ユナイテッドサポとしては当然知っている事故ですが、こうして改めて映像としてみると
その当時の衝撃や再建まで苦労など、そのインパクトはかなり大きなものでした。
と同時に、このフットボールクラブの歴史というか偉大さを改めて認識し、
薄れかけていた忠誠心が蘇ってきました、まじで。

ユナイテッドというクラブに懐疑的になっていた今この時期にこの映画を観れたのは
自分にとって幸運だったのかもしれないです。

united1.jpg
ということで、この映画は基本ユナイテッドサポのためのもので、万人受けはしません。
ヨーロッパのフットボールに興味を持っている方がぎりぎりかなぁ。




※余談ですが、この暫く後で、今年はなぜかUnited Direct(ユナイテッド直営のネットショップ)から
 バースデーメールと題して5ポンドお安くしまっせ~的なものが着信、
 ちょうどシーズン終わりのファイナルセールと重なっていたので、久々にグッズ買いました。
 (United Direct は日本にも商品を届けてくれます。サポなら英語なんて気にせずここから買え!)


DSC00979.jpg

ばば~ん!(冊子っぽいのは、映画のパンフレット)
昨季のチャンピオンズバッチつきのユニフォームatフィル・ジョーンズ!
ユニフォーム買うの、実に2年ぶりくらいですわ。
あと、旅行先での小物入れが欲しいな~と思ってたのでポーチも。
そしたら、ユナイテッドシャンプーとユナイテッド香水もついてたでござるww

ユニフォーム、チャンピオンズバッチ、選手名と背番号、ポーチ(シャンプーと香水付)
これでしめて約51ポンドでした。本来であればこれに送料で5ポンド上乗せされるんですが
上記メールのおかげで送料無料!なので日本円に換算すると6500円と激安ぅぅぅぅ!
さらに、今回は関税もかからなかったようで(前回の買い物時は、2万くらいだったせいか関税かかった)
ほんとに安く買えました。

しかもクラブ直営だから、売り上げがまるまるユナイテッドの儲けになるんだぜ!?
買い物とはかくありたいものですが(ここまでいくと信者に近いっすがw)


ちなみに、サー・ボビーつながりってことで。
日本のむか~しの漫画に、「栄光なき天才たち」というものがありまして、
ここでもサー・ボビーとミュンヘンの悲劇について取り上げられています。
漫画本自体がもう無くなっちゃってるかもしれないですが、興味があれば是非。
(わたくしは、よくコンビニで特別編集的な感じで売られるものをゲットしてます、うへへ)
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私的映画レビュー vol.80 『BRAVE HEARTS 海猿』 [映画全般]

海上保安官だった仙崎は活躍の場を特殊救難隊に移し、後輩である吉岡共々
厳しいながらも充実した毎日を送っていた。
そんな折、乗客を多数乗せたジャンボジェット機にエンジントラブルが発生、
着陸が出来ない状態に陥ったため、海上着水を結構することに。

迫る日没、ジェット機が沈むまでのタイムリミット、現場隊長とのわだかまり・・。
あらゆる障壁を乗り越え、仙崎はこの困難に立ち向かう。



つーことで、なんでしょう、「海猿が上映されたら無条件で観に行く同盟」みたいなものに
強制的に参加させられているからか、今作も映画館で観てしまいました。

前作のあまりにもアレな内容が記憶に焼きついていますが、
今回は原作にもあったエピソードに基づいた内容であり、
そのため話の軸がしっかりとしているせいか、普通の「ディザスタ映画」として楽しめる内容でした。

ただ、原作と異なった部分があるにはあって、そこを変更している為か
心に残るような作品にならなかったのが残念ではありますが・・・。
(なんつーか、万事うまくいけばオッケー的なものって、やっぱ印象に残らないですね)


まぁ、ほんとに話の内容がしっかりとしており、変に海猿という冠をつけずに
違うタイトルとして上映しても問題が無いレベルなので、海猿というものに拒絶反応を起こしている方も
そういった先入観をとっぱらって観てみても損はないと思います。

いや、今回は邦画の割には色々と頑張ってました、まじで。
飛行機の着水シーンとか、変にキャストを増やさず小数に留めたところとか、
個人的に良い印象を受けたポイントが多かったです。


海猿.jpg
より原作準拠だったら、もっと印象に残る映画になったんじゃないか、とは個人的な感想です。

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